【児玉樹】てるてる天神通り 感想

早速ですが衝動買いしてきた「てるてる天神通り」の感想をひとつ。

Canvas2のコミック化で人気の児玉樹先生の初のオリジナル長期連載なのです。
今まではエロゲのコミック化などでしたけれども、まさかのオリジナルということで・・・。

ちなみに少年エースで連載してるのを読んでました。
最初はなんか新しいキャラとかが多く出てきて「うーん」とな感じだったのですけれども、
最近はとても暖かいお話が多くなってきたので購入を決意。
既にCanvas2とFORTUNE　ARTERIALのコミックは持っていたので児玉先生の作品を
全部買ってしまおうかと・・・ね。

読んでみると、以外に設定はしっかりと組んでありました。
主人公・天志の優しさがイイっていうか。やっぱり女性作者らしいから上手く男性人が描かれています。
いつもヘラヘラしている草輔がまさかの20歳だということにもびっくり。
あの笑顔の裏の優しさも4巻で証明されてますよ。冬ちゃんとの喧嘩のお話。

単行本のカバー裏を読んでわかったのですが、
天志の家族が経営している店「カンパニュラ」ってのは花の名前らしいですね。
別名「ベルフラワー」・・・あれ？　読んでいる人はわかりますよね？
そう、鈴花さんの名前です（天志の母親の名前
さすが中年バカップル。ぬかりない。

一人ひとりのキャラクターの優しさや苦しみなんかが上手に表現できていてコメディだけではない
面白さもあると思いますね。

けどやっぱり最大の利点は「絵が上手い」って事でしょうか。
得に女性系キャラが上手く描かれている気がします。

FORTUNE ARTERIALと同時進行しているので休載などが目立ちますが
まだまだ続いて欲しいですね。（単行本の売り上げは微妙らしいですけど。
とにかく今は打ち切りになることだけは避けて欲しいですね。